売茶堂

 
煎茶道の祖・売茶翁高遊外をまつるお堂で、昭和三年創建、同四十六年旧来通りに再建、額と扉は旧売茶堂のものを使用しています。中央に加納鉄哉作の売茶翁像を安置。

売茶堂・春 中央に売茶翁像を安置
売茶堂・冬

有声軒

 売茶堂と同じく昭和三年、売茶堂に隣接して建てた、純煎茶風の茶席です。
 本席は六畳間でお手前座の前にとりはずし自由の柱を有する珍しい構造になっています。氷裂組の窓があり、二方は土間の回廊式となっています。玄関を入ると三畳間があり、待合席となる八畳間は回り廊下になっていて、その奥に本席がつづいています。庭も太湖石、芭蕉、梧桐竹を配した煎茶趣味のものです。
 この建物と隣接して、全日本煎茶道連盟の事務局があります。

有声軒では、毎月8日(1・2・5・8月はお休み)に近畿支部の流による茶席をしております。日程と担当流は各月の行事予定でご確認いただき、是非ご参加下さい。

有声軒入口 ’喫茶去’ 黄檗山 弘道書
本席・床席
(売茶忌より)
本席・玉露席
(売茶忌より)
庭から見た有声軒 有声軒の庭
有声軒の庭−太湖石・芭蕉 庭の桜
庭の紅葉

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