6月の暦と席づくり |
6月の異名=水無月、風待月、季夏、極暑、常夏、涼暮月、蝉羽月
涼一味=「実れる秋の姿祝して」の田植時は、暑さの訪れを感じるころ。襖、障子を取り払い、葭障子、簾をたれてすっかり夏座敷に模様替えした茶席の床には、やや和風趣味になるが、釣舟の花入れや、たっぷりと濡らした土ものの花入れが涼味をそそる。ガラスの菓子器に葛菓子も夏の茶席の味わい。
7月の暦と席づくり |
7月の異名:文月、相月、文披月、上秋
夏の煎茶器=真夏の今月には、蝉、とんぼ、ばった、蛍、虫籠、西瓜、魚藻、蝦蟹、金魚など、夏の風物にちなんだものが意外に多くある。
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